わが国で米づくりが本格的にはじまったのは、紀元前3世紀の弥生時代のことです。高槻でも「安満遺跡」から弥生時代の遺跡が発掘されており、農耕社会草創期から農業が営まれていたことがわかります。以来2千年以上の歳月にわたって、より豊かな実りを求めて灌漑や治水の工事が行われ、農具も工夫を凝らされてきました。たとえば、江戸時代には、工作用に備中鍬、脱穀用に千歯扱が開発され、米の生産量が著しく増えました。そして品種改良や機械化が進んだ現在では、田植えや刈りいれにかかる人手も時間も大幅に短縮され、農耕技術は飛躍的に進歩してきました。このような先人たちの米づくりにかける情熱があったからこそ、今の私たちがあるのです。総合営農センターの農魂碑には次のような碑文が刻まれています。
「わが高槻の大地は安満遺跡が語り伝えるように弥生時代の頃からこの地の側を流れる桧尾川上流の安満で農耕が始まっている。以来二千年以上にわたって稲作を基本とする農業の質的量的な向上発展をめざして先人が土壌をつくり水利の改良を重ねながら農具にも工夫を凝らしつづけてきた筆舌に尽くし難い農魂が滲みついている。将来どのように農業の技術革新と機械化、作物の品種改良と農業経営の多角化が進もうとも先人の営々とした刻苦と精励によって鼓動させてきた農魂への畏敬と信頼を失ってはならない。農に従事する者は農魂を磨き率先して地域農業を振興する柱となることを誓うものである。農は農業協同組合の原点であり協同は農魂を常に蘇生させることをここに銘記したい・・・」
この思いのもと、組合員の営農と地域農業のあるべき姿を見据え、その司令塔的役割を果たすべく総合営農センターを拠点とし、地産池消活動、独自施策「アイプラン」等の活動に取り組んでいます。





肥料・農薬・農機具など生産資材の充実と、営農センター引取り制度のメリット還元による良質低廉・安価な購買品の供給に努め、地元産米「きぬひかり」「ひのひかり」の消費拡大を図るため米飯給食用として管内の全小学校に供給しています。



地元産米の集荷には、JAたかつき独自の集荷奨励施策を実施し、ライスセンターにおいて全量精米のうえ地元消費に努め「地産・地消」運動を積極的に推進しています。



米粉三昧「ふっくら工房」で地元産米を使った米粉パンやモチ、米粉「ささめ雪」、ポン菓子「たかちゃん・つきちゃん」や「長慶味噌」「右近漬」の生産加工に取り組むとともに、新たに米粉たこ焼き「つきたこ」を開発するなど特産物づくりに努めています。


                            
 →JAたかつきの特産物


お米の乾燥調整作業の軽減化と良質玄米の確保を図るためライスセンターにおいて共同利用施設のメリットを活かし、品質の均一化や安全で美味しい地元産米の精米・供給に努めています。
なお、JAたかつきの農産物検査は大阪府産米殻の必須銘柄、並びに京都府産米殻の選択銘柄キヌヒカリ、ヒノヒカリが対象です。
詳細については、JAたかつき総合営農センター(経済推進課:℡072-676-7050)へお問い合わせください
 農産物検査(米殻)
 
 産 地 銘 柄 品  種 
 大阪府  必須銘柄  キヌヒカリ、コシヒカリ、ひとめぼれ、ヒノヒカリ、祭り晴
 大阪府  選択銘柄  きぬむすめ
 京都府  選択銘柄  ヒノヒカリ、キヌヒカリ



大阪府下で唯一農地保有合理化事業の資格を有するJAとして農業経営基盤強化促進法に基づき、遊休農地の解消や農用地の利用権設定等を推進するとともに、農作業オペレーター部会と連携し農作業受委託事業に取り組んでいます。